センター長あいさつ

九州大学病院がんセンターは、平成19年4月1日に開設されました。本センターが開設された目的は、平成19年4月に施行された「がん対策基本法」のもとで策定された「がん対策推進基本計画」を強力に推進することにあり、外来化学療法室、がん相談支援センター、緩和ケアチーム、院内がん登録室などを整備して平成20年2月8日に福岡県の都道府県がん診療連携拠点病院として指定されました。

がん対策基本計画を達成するために、がん診療連携拠点病院として実践することが求められていることは、がん治療を専門的に行う医師の育成や、緩和ケアの実施、がん登録の推進、地域連携パスの整備、がん医療に関する相談支援・情報提供の推進など数多くあります。最近の全国がん診療連携拠点病院における4年間の活動を経て我が国のがん医療は実際に大きな変貌をとげ、九州大学病院のがん医療もまた同様に大きく変わりつつあります。

九州大学病院がんセンターでは、がん医療の現状と変化をできるだけ分かりやすくお伝えするために、様々な工夫を行っています。その1つが、このホームページの刷新であり、特に多くの皆様にご覧頂きたいページが、「九州大学病院のがん診療」であります。このページには、それぞれのがん腫に対する九州大学病院の治療内容が専門家によって詳しく解説されています。同時に、院内がん登録による本院のがん治療の実績もがん腫ごとに詳細に分かりやすく記載されています。2011年7月に国立がんセンターから公開された全国の院内がん登録のデータをみると、九州大学病院の2008年のがん診療実績は西日本で第1位であり、その詳細をご覧いただくことができます。

2011年10月 九州大学病院がんセンター
センター長 水元一博