九州大学病院のがん診療

腎がん

放射線治療

これまで腎がんは放射線が効かないことが多いと考えられ、放射線治療を行うことはあまりありませんでした。しかし2020年より、5cmを超えない腎がんに対する放射線治療が適応となり、何らかの理由で手術ができない患者さんなどに放射線治療を行うことができるようになりました。そのほか、腎がんが骨に転移して骨折の可能性がある場合や神経症状や痛みを伴う場合には、症状を緩和する目的で放射線治療を行うことがあります。